引越しを手伝ってくれたこと。
都内で姉と二人で賃貸の一戸建てをお借りしていたことがあります。その一戸建てから、賃貸マンションへ引越しをする時には、姉と一緒にライブハウスで働いていた、バンドメンバーが引越しの作業を手伝ってくれました。このバンドメンバーは男性2人でしたが、以前、引越し業者さんでアルバイトをした経験がありましたので、作業がスムーズでした。
リフォームは今あるものを変えていくだけなので、どうしても予算をケチりたくなりますよね。でも後悔しないようにリフォームの予算配分には気をつけましょう。特に気を付けたいのは床や洗面所、キッチンなどです。床は安っぽくなったり、床暖房の取り付けのタイミングを失う結果になりますし、洗面所は家族全員が使う場所なので不都合があると家族全員が困ることになります。キッチンは毎日使う場所ですから、機能を落とすと家事の手間が増えて大変ですよ。
一体、彼らのモチベーションの源泉は何なのでしょうか?
Twitterによると世界で毎日5000万回以上、140文字のつぶやき情報が発信されています。日本国内のブログだけでも、毎月4000〜5000万件程度のエントリーが投稿されていると言われています。Wikipedia、オープンソース、言語の翻訳、Q&Aサイト、SNSなど数多くの情報発信やクリエイティブが、ほとんど無償の“Webボランティア”。一体、彼らのモチベーションの源泉は何なのでしょうか?
ダニエル・ピンク氏が自著『モチベーション3.0』で唱えているように、情報を発信したり、編さんするというクリエイティブなタスクは、金を払えば動くという単純な問題でもないようです。
「ドゥンカーのろうそく問題」という洞察力を試す有名な実験がありますが、金を払ったグループは、払わないグループよりも逆に成績が悪くなりました。さらに金額を増やせば増やすほど、成績は悪くなったそうです。
野村総研によればマスコミ関係者がおよそ30万人いる一方で、ブロガーは1800万人、それを読む人が8000万人にもなる見込みだそうです(2011年度末見込み)。このうち、マスコミ関係者以外は基本的に無償で情報を発信、編さんしているボランティアたちです。
●創造的なタスクには「アメとムチ」が逆効果
ダニエル・ピンク氏は、20世紀のタスク、すなわちゴールが明確でルーティンワークがメインの時代には従来のインセンティブ方式が効果を発揮したが、21世紀のような洞察力を要する創造的なタスクには「アメとムチ」が逆効果なのだと言います。
この事実は、行動科学の世界では常識的であるにも関わらず、ビジネスの世界ではいまだ当たり前のこととして、あらゆる面で活用されています。「もっと働け!そしたら、ボーナスあげてやる!」しかし、こうした誤解のせいでマイクロソフトは大失敗を犯しました。
例えば、大きな予算をつぎ込んだマイクロソフトの百科事典「Encarta」。これが無償のボランティアが参加するWikipediaが見事に打ち負かしたことを考えれば、いかにビジネスの常識と人々との行動に大きなギャップがあることを納得できるのではないでしょうか。
●鍵は「貢献と賞賛」
今の時代にWebサービスや情報コミュニケーションはどうあるべきなのか、とても悩ましいところです。わたし自身は、その鍵は「貢献と賞賛」にあると思っています。
ある大いなる目的に賛同し、それに「貢献」したいという気持ち。そして、自分以外の誰かに貢献した見返りとして「賞賛」されるということ。大いなる目的が、しっかり共有され、賞賛がしっかりフィードバックされるシステムが、これからのWebボランティアたちの根源的なモチベーションとなるのだと思います。
金銭的なインセンティブによらずに人々のモチベーションに火を灯すノウハウがあるとすれば、それこそ究極の錬金術――かもしれませんね。ああ、またカネの話をしてしまった……。【永田豊志,Business Media 誠】
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わたしはいつも、発明やアイデアには2つのアプローチがあると言っています。1つは、すでに存在しているものを改善するというアプローチ。欠点を見つけては改良し、より高い価値を付加するものです。より使いやすくなった電気製品や燃費を向上させた自動車などが好例です。
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もう1つは、まだ存在しないものを創造(クリエイト)するというアプローチ。人がまだ気づいていない可能性を発見し、世の中に出して生命を与えます。このアプローチをわたしは“イノベーションのアイデア”と呼んでいます。昔ならソニーのウォークマン、最近ではAppleのiPhoneやiPadなどもこうしたアイデア商品です。
ところが、世の中にはしばしば、発明した本人すら予測できない、驚くべき結果になる発明というものがあります。その1つが「電話」です。
●ベルがどのように電話を発明したのか
電話の発明はご存知のとおり、アレクサンダー・グラハム・ベルによるものですが、それまで多くのアイデアマン、発明家たちが電話を発明しようとしたのですが、うまくいきませんでした。マイケル・ファラデーが電磁誘導を発見したことで技術的な基礎理論はできていたわけですが、この「ファラデーの法則」以来40年間も電話は発明されていなかったのです。ところが、ベルはそれまで発明家たちが思いもつかなかった方法で、電話を発明しました。iPhone発売より約130年前の話です。
この発明の原点はさらにベルの子供時代までさかのぼります。ベルがピアノを弾いているとき、ほとんど耳の聞こえなかった母親は、ピアノの共鳴版に補聴器をあてて息子のピアノを聴いていたのでした。そうした光景をいつも目の当たりにしていたベルは自然と、聴覚障害者に共鳴振動を用いて声や音を伝えることができないか、ということに興味を持ったのです。実際、その後ベルは米国に移住し、ボストンろう学校を設立しています。
プロの発明家たちが電話の発明競争に興じていたころ、彼らは電気信号ばかりに着目していました。そのため声のトーンや声量、微妙な抑揚をとらえることができず、機械的なトーンを運ぶモールス信号みたいなものしか作れなかったのです。
一方、電磁誘導についてよく知らなかったベルですが、彼はどうやったら声の抑揚を遠くまで伝えることができるかを研究しました。声の発話でゆれる炎や、死体の耳を切り取って小さな骨が音声にどのように共鳴するのか――などを熱心に観察。そして、さまざまな実験を積み重ねて、とうとう連続した電流パターンを送ることで、どのような音でも伝えられることを発見し、特許を出願。電信でばく大な利益をあげていたウェスタン・エレクトリックのグレイが特許を出願する数時間前のできごとだったのです。
●心からの欲求に気付いているか
ベルのマインドセット(思考様式や心理状態)は、あくまで聴覚障害者に音声を伝えられないかという欲求からスタートしています。そして、一見すると電気製品の発明からは遠い、人体と音響の研究、聴覚障害の克服という分野での知見が、この世界を変える大発明につながったわけです。
わたしたちは商品を作ったり、サービスを提供したりする場合に、その機能や提供方法に意識が行きがちです。しかし誰か身近な人たちを助けたい、役に立ちたい、そうした心からの欲求に促されて行動するとき、誰も見たことのない新しい発見に遭遇することがあるのではないでしょうか。【永田豊志,Business Media 誠】
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